天台法流 華蔵山最勝寺本坊

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最勝寺日記

2017年1月10日

お初釜でのお話

今年は酉年ですので鳥にちなんだお話で
茶道表千家の八代家元に啐啄斎という方がいらっしゃいます
酉年だそうです。
啐啄という言葉の意味は
啐はヒナが卵のなかからつつく音、啄は親鳥が外から卵をつつく音。その位置が中と外と同じ位置でないと卵は割れません
師匠の言われることをしっかり
学び呼応しなければ一人前にはなれない
禅宗で師家と修行者の呼吸がぴったりあうことをいいます
今年一年この言葉を頭において精進したいです